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「忘れていたら思い出してね」

私達3人が初めて一緒に演奏した時からずっと大切にしている曲「忘れていたら思い出してね」。


これが生まれた土地、伊勢に先日渡辺と牧田で行って来ました。作詞をした河合真如さんは昨年伊勢神宮の禰宜をご退職されました。(現在は芭蕉の研究をしているそう)

神と人間そして魂の根源に深く関わることをされて来た方だからこそ、あの歌詞は全ての人に深く響くのだと思います。



河合真如さんが、この曲に寄せたメッセージを添えておきます。

※この曲はCD「TANZANITE」の一番最後のトラックに収録されています



「はてしない宇宙に、きらめく星々。地球もその一つです。人類の誕生は、およそ20万年前。生命(いのち)の輝きも絶えることなく、つづいてきました。生命とは、生きて使命を果たすためのもの。一人ひとりの生命もまた、星のように美しい宝物なのです。たとえ今が苦しく、悲しいからといって、宝物を手放してはいけません。まして、他人から奪うことは、ゆるされません。人生の旅路は、険しいものです。乗り越えるために生まれたのです。その道を選んだのは、あなたなのです。老いを悲しむこともありません。それは生き抜いてきた勲章です。病も新たな旅立ちへの一歩です。恐れることはないのです。すべての人生には、理由(わけ)があります。忘れているのなら、思い出してほしいのです。大切なあなたの生命と、未来のために。 」


早朝参拝。伊勢神宮内宮にて。